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マッチ・コレクション/喫茶「波止場」 – ナンバ新地(中筋松竹座南二筋目)

西からさし込む陽光の中、ひときわ輝いているので気になっていた喫茶「波止場」のマッチ箱は朱色を基調とし、金色で”211″から始まる電話番号が2つ、そして”Hatoba 早朝サービス A.M.9:00 – P.M.1:00″の文字が印刷されています。
側薬と対をなす面は黒地に金色で”ナンバ新地2ノ16(中筋松竹座南二筋目)”と印刷されています。今でいうところの大阪・難波です。
店名の由来は1954年制作のアメリカ映画「波止場」にあるのかもしれません。三橋美智也の「あの娘が泣いてる波止場(作詞:高野公男、作曲:船村徹)」かもしれません。もう喫茶「波止場」はありません。
いつもの方法ではうまく撮せなかったので、側面を正面から撮した1枚を追加しておきます。

2021年10月22日に”マッチ・コレクション/純喫茶「アメリカン」 – 大阪・千日前スバル座北“としてまとめた喫茶「アメリカン」のマッチ箱は電話番号が”211″でしたね。
ともに同じ時代に作られたのでしょう。

喫茶「アメリカン」のマッチ箱は「ボックスマッチ寸二型(約56mm * 36mm * 9mm)」と呼ばれるサイズですが、この喫茶「波止場」は「約56mm * 41mm * 9mm」の「ボックスマッチ寸四型」と呼ばれる、広告面がやや大きいマッチ箱です。

そうはいっても持つと小さいです(僕の指が太くて、手が大きいということもありますが…)。


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