


“田町”という地名は日本全国に今でも多くあって、なにがどう名物なのかさっぱりわからない。
とにかく片面にはたぶんサトイモの葉なんだと思うのですが、それを傘にしたカッパが描かれている。
カッパが描かれたマッチ箱は過去にも取り上げたし(blog内を「カッパ」あるいは「かっぱ」で検索してください)、拙著「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス(2019年、グラフィック社)」にも載ってるのですが、清水崑と小島功が描いたカッパはよく知られているのかもしれないとしても、広告マッチにカッパが描かれることが多いのはどうしてなんだろう。
経木の箱に貼ってあるマッチラベルの劣化も進み、箱の状態を保てなくなりそうなので、形であるうちにここに残しておきます。