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僕は熱せられた落ち葉の上を音を立てて歩く。

僕は熱せられた落ち葉の上を音を立てて歩く。

3時間に1本しか運行していないバス路線ではありません。終バスでもありません。

発車時刻になって閉められたバスのドアやゆっくりと動き始めたバスのボディーを乱暴に叩き、そうしてまでそのバスに乗ろうとする人を見かけると、音を立て続けることで人はこの世界に存在をつなぎとめているのかもしれないな、と思うこともしばしばあるのです。

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