




“生田筋お茶漬の ふる里が変わりました
ちょっと京風料理をというとき ちょっとおふくろの味をというとき ちょっと変わった接待をというとき それぞれに御利用いただけるようになりました”
神戸のタウン誌「月刊 神戸っ子(KOBECCO) / 1973年6月号」に”カウンター御食事処「ふる里」”として店舗外観と野立弁当の写真と献立表が載っています。予約をすれば2階の小座敷が利用できたようです。
店は生田筋を北へ生田神社へと向かう左手にありました。ありました、と書きましたが、僕が「ふる里」を訪れたことがあるかどうかは定かではありません。もう「ふる里」はありません。
イラストが素敵なマッチ箱だと思います。
きっとかつての神戸・三宮をよく知る誰かの記憶の中に街の記憶と共に残っているのだと思います。
2021年7月28日に撮影した「生田筋(生田ロード)」の写真と一緒にここに残しておきます。