


“喫茶「シェーク(Shake)」”の古い経木のマッチ箱は今で言う「ボックスマッチ寸六型」と呼ばれる5.6cm * 4.7cm * 0.9cmのサイズで、ラベルにはスカートから太ももがはだけた女性の両脚がエロティックに描かれています。
「公益財団法人ハイライフ研究所」の研究リポート”銀座の時層と来街空間「ハイライフ的銀座の歩き方」(その10)、2020年3月”に銀座2丁目に「銀座館ビル」が建てられたという記述があるので、この「銀座館ビル」が喫茶「シェーク(Shake)」があった”銀座館”なのだと思います。
かつて、三十間堀川(さんじっけんほりかわ)があった地域は1951(昭和26)年以降、第2次世界対戦の戦災の瓦礫・残土で埋め立てられたそうです。
高度経済成長期のモータリゼーションの影響もありますが、戦災復興都市計画の下、東京・銀座から川は消滅したのです。
それらの川の名残が「橋」の名前がつく交差点だそうです。