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マッチ・コレクション/トリスバー「銀座みゆき(GINZA MIYUKI)」 – 銀座西6丁目みゆき通り

マッチ・コレクション/トリスバー「銀座みゆき(GINZA MIYUKI)」 - 銀座西6丁目みゆき通り (1)
マッチ・コレクション/トリスバー「銀座みゆき(GINZA MIYUKI)」 - 銀座西6丁目みゆき通り (2)
マッチ・コレクション/トリスバー「銀座みゆき(GINZA MIYUKI)」 - 銀座西6丁目みゆき通り (3)

1960年代、モータリゼーションを見据えた建設省の計画のもと、東京・銀座から路面電車である「都電」は廃止され、道幅の拡張により柳の並木はなくなります。
1968(昭和43)年には「銀座東」という町名も「銀座西」という町名も「銀座」に統合されます。

そのような時代、かつての東京・銀座西6丁目みゆき通りにあったトリスバー「銀座みゆき(GINZA MIYUKI)」ですが、マッチ箱には電話番号なんて印刷されていません。
今はスマートフォンや携帯電話があれば固定電話はなくても支障がありませんね。もうダイヤル式の電話機の使い方がわからないことに驚く時代でもないですしね。
でもね、かつては固定電話に価値を見出だす時代があったんです。

1960年には全国に「トリスバー」が誕生するのですが、当時の「サントリー」の営業部の皆さんの成果は「トリスバー」の看板を掲げる店のマッチ箱という形で残ることになります。
拙著「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス(2019年、グラフィック社)」に「ニッカ」「トリス」「サントリ」といった高度経済成長期の「ウイスキー戦争」を物語るバーや店のマッチ箱を載せています。

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気がかり係(きがかりかかり)

気がかり係(きがかりかかり)

人々が互いにかかわり合って生きて暮らしていく、大きくて面倒な場所で、いろいろなことがなんとなくわかりはじめる頃から僕は気が小さく、いろんなことに気を使いすぎて無口になり、とても疲れてしまった時代があって、それが突然終わり、新たな気遣いをしなければならなくなって時代がやってきて、沈黙と空虚さを埋めるために過度な表現で埋め尽くすものの、相変わらず言い出せないことがいくつかあるのです。

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抽選券

抽選券

2017年7月6日に「出席番号」というタイトルで僕の出席番号にまつわる個人的体験を書き残したのだけれど、「僕の出席番号プラス1」くんにも「僕の出席番号マイナス1」くんにもそれぞれに困りごとがあったにしろ、時々、今なお僕の夢に出てくるので、姓名の単なる五十音順という並びであるはずの「出席番号」という不可解な制度(それが1年間だけの縛りだとしても。そして男女混合名簿だとしても)の存在が僕に大きな負担だったとして、過去に戻って「出席番号」の廃止をささやかにもとめたいと思う。

当時は「出席番号」は授業における「回答権」を巡る「抽選券」と「当選番号」みたいな意味合いもあって、朝になるとその日の日付を見て気分が滅入ったものです。