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気がかり係(きがかりかかり)

気がかり係(きがかりかかり)

人々が互いにかかわり合って生きて暮らしていく、大きくて面倒な場所で、いろいろなことがなんとなくわかりはじめる頃から僕は気が小さく、いろんなことに気を使いすぎて無口になり、とても疲れてしまった時代があって、それが突然終わり、新たな気遣いをしなければならなくなって時代がやってきて、沈黙と空虚さを埋めるために過度な表現で埋め尽くすものの、相変わらず言い出せないことがいくつかあるのです。

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