


“お知らせ
6月30日(火)で閉店いたします。
62年間 ありがとうございます。
3代目店主”
巡ることのなかった喫茶店の話になります。
このマッチを手にしたことがある人や手元に残している人は多いのではないでしょうか。
僕が気に入っているマッチ箱のひとつです。
僕には「営団地下鉄」のほうがわかりやすいのですが、「東京地下鉄(東京メトロ)」丸ノ内線の「新大塚」駅のすぐそばにあった喫茶「エデン(Eden)」は2020年6月をもって閉業しました。
創業は1959(昭和34)年だったそうです。
マッチ箱での「エデン」の表記はひらがなの「ゑでん」で、「え」はわ行え段の「ゑ」です。
拙著「マッチ・ラベル 1950s-70s グラフィックス」発売記念のイベントで、2019年4月27日に「喫茶店巡りとマッチ箱」をテーマにお話をする機会を設けて頂いた「村田商會」。
公式サイトに「純喫茶エデン」のことが載っています。”新大塚の喫茶店「純喫茶エデン」さんの家具や食器を販売します“と題する2020年12月26日のblogです(リンク許可を頂いています)。
そこに在りし日の「エデン」の内装と大きなプリン等が残されています。
“開店から9年ほどで建物を一度立て替えているので、現在は二代目の建物です。”とのこと。
その際に「ゑでん」から「エデン」になったのかもしれません。
“コロナ禍の最中のことではありましたが、お店を閉じられた理由はほかにあるそうです”
「ゑでん」を訪れた多くの人にいろいろな思い出を残したことでしょう。