カテゴリー
雑文

使い心地の悪い手持ちの言葉。

使い心地の悪い手持ちの言葉。

「有能さを持ち合わせた人物は寡黙だ」と彼は言った。「優位性の破片も持たない俺は常に饒舌で有り続ける。必要以上に。必ずしもそれが真実を語っていないとしても。それでも充分ではない」。
「重要な何かを伝え忘れるという不安を隠すために僕の口数は多くなる。結果としてそれが嘘であったとしても、それでも不充分だ」と僕は言った。