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マッチ・コレクション/大陸の想ひ出なつかしい餃子舗「新々」 – 土浦・匂町

マッチ・コレクション/大陸の想ひ出なつかしい餃子舗「新々」 - 土浦・匂町 (1)
マッチ・コレクション/大陸の想ひ出なつかしい餃子舗「新々」 - 土浦・匂町 (2)
マッチ・コレクション/大陸の想ひ出なつかしい餃子舗「新々」 - 土浦・匂町 (3)

“しき嶋のやまとごゝろを人とはゞ朝日にゝほふ山ざくら花(敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花)”と詠んだのは本居宣長。

現在、土浦市には「匂町(にほいまち)」も「匂橋通り」もありませんが、霞ヶ浦に流入する桜川に「匂橋」という小さな橋が架り、桜町3丁目の「八間通り」沿いに「匂町」の「旧町名解説柱」が建てられており、土浦市観光協会が2017年3月、2020年1月に発行した「土浦古絵図 ぶらりまち歩きマップ」にはかつて存在した「敷島・朝日・匂・小桜」の町名の由来を冒頭の”本居宣長の歌からとったものと言われています”とありました。

そんな「匂町」の定かではない時代に「新々」という中華料理店があった証が経木のマッチ箱として残っています。箱の中にはピンク色の頭薬のマッチ棒がぎっしりと詰め込まれていました。
マッチラベルには「餃」には「金(かねへん)」に「交」という字も使われています(環境依存文字であるため、ここでは省略)。
「ここでしか見つからない」グルメサイト情報のようになってしまって申し訳ありません。

“大陸の想ひ出”の「大陸」とは中国のことでしょう。
そして料理長(?)の豚がにこやかに出すのは焼き餃子ではなく、水餃子なのでしょうね。
僕ではない、どなたかの記憶の中に深く残っていることを願うしかありません。

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