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雑文

森の端で、自分以外の足音に耳を傾けながら。

森の端で、自分以外の足音に耳を傾けながら。


振り向くと、やってきた道は消滅していたので、最初に目についた三叉路でどちらに向かうか決めなくはならなかった。どちらを選んでも同じ場所にたどり着くようにも思えた。
彼は日曜日最初の夜に気の進まない夢を押しつけられたことを忘れようと思った。

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