


東京・銀座西にあった「ぎんざ純情」は1956年10月にオープンしたキャバレーですが(閉業時期不明)、どのような外観と内装であったのか、それは誰かの記憶に頼らなければならないとして(その誰かは僕にはわからない)、マッチラベルが素敵です。
捨てられることもなく、箱のまま残った理由はこのデザインに負うところが大きいのではないかと思います。
さて、日本におけるビールの歴史を紐解いていくと僕には収拾がつかなくなるので、140文字程度で誰かにまとめていただくとして(その誰か僕にはわからない)、日本麦酒株式会社が大日本麦酒株式会社から継承したビール・ブランドは「ヱビス」と「サッポロ」でしたが、日本麦酒株式会社が1949(昭和24)年に採用したのは「ニッポンビール」という新ブランドだったそうです。
日本麦酒株式会社は1964(昭和39)年にサッポロビール株式会社へ社名を変更します。
キャバレー「ぎんざ純情」のマッチラベルに描かれたビール瓶の中にサッポロビールの星マーク「五稜星」がありますね。