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マッチ・コレクション/TORYS BAR「Kebin(ケビン)」 – 東京・新宿

マッチ・コレクション/TORYS BAR「Kebin(ケビン)」 - 東京・新宿 (1)
マッチ・コレクション/TORYS BAR「Kebin(ケビン)」 - 東京・新宿 (2)
マッチ・コレクション/TORYS BAR「Kebin(ケビン)」 - 東京・新宿 (3)

かつて「新宿第一劇場」のそばにあった”大トリスバー ケビン(Kebin)”。
ここでいう「新宿第一劇場」とは1959(昭和34)年以降の「新宿第一劇場」のことです。
「すんばらしいー」の一言のマッチラベルです。
このような絵をマッチ・ラベルに描いてきた人がいたのです。

さて、サントリーが庶民のウイスキーとして「トリス」を販売したのが1946年。1960年には全国に「トリスバー」が登場します。
マッチラベルでは”第”と”劇”という字には略字・俗字が用いられていますが、これは単に印刷時に文字がつぶれてしまうという問題ではなく、僕の父がそうだったようにその時代の「サラリーマン」の中では日々、”第”と”劇”の略字・俗字は当り前のように使われていたのだ、という結論に落とし込もうとして、個人差かもしれないとも思い直したのです。
“機械”の”機”は木偏にカタカナ半角「キ」と書く父でした。”円”は”圓”、”画”は”畫”。”須磨”の”磨”は「まだれ」ではないけれど、「林」と「石」の組み合わせではなく、「まだれ」の中にカタカナの”マ”と書いていました。

日本の高度成長期に、サラリーマンを支えた「トリスバー」。
父はほとんどアルコールを口にすることはなかったので、「トリスバー」には無縁だったのだと思います。