


僕の1986年から1991年は東京で暮らしていた5年間でもある。
「三軒茶屋」に行くために、「玉電(東急・玉川線)」の名残でもある「三軒茶屋 – 下高井戸」間を走る、濃い緑色に趣のある、素敵な東急・世田谷線には何度か乗ったことがある。
1960年代のはじめであれば、「渋谷」駅から東急・玉川線に乗り、「二子玉川園」駅方向に3つ目の駅が「玉電池尻」になる。「三軒茶屋」駅から「渋谷」駅方向だと、2つ目の駅になるはずだ。
“DANKE(ダンケ)”がどのような店であったのかわからない。
1つだけ濃い茶色(紫色かもしれない)で塗りつぶされた四角形がある。他の41個はかつての「玉電」車両の色にも似た緑色で、全体は地図のようにも見える。
単なる抽象的な絵なのかもしれない。