

「スチュワーデス」という表現が1980年代終わりごろから次第に使われなくなり(日本航空は1998年まで「スチュワーデス」という職位と呼称が存在)、現在、日本では「キャビン・アテンダント (Cabin Attendant)」、「客室乗務員」、「CA」などと表現されます。
英語圏では「フライト・アテンダント(Flight Attendant)」か「キャビン・クルー(Cabin Crew)」を用います。
さて、”洋酒喫茶「日航」”のマッチ箱には飛行機と航跡のような曲線と女性客室乗務員が描かれていて、素敵です。
もう1箱見つければ、表・背・裏と順に並べてイラスト全体を簡単に確認できますね。
「日航」とあるので、「ホテル日航大阪」内にあったバーかなにかだろう、と推測したのですが、それなら”梅田OS東隣”ではありません。
古い広告の中に”洋酒喫茶「日航」”を見つけたので、引用しながらまとめると、「新阪急興行」という会社が運営していた”美人スチュワデスが心からのザービス”を提供する”ムード歌謡バンド連日豪華演奏”していた”大阪を代表する大マンモスバー”でした。
梅田OSシネマの東50メートルのところにあったようです。今はありません。
「日航」といっても「日本航空」とは関係なくて、ここでいう”美人スチュワデス”も職位と呼称ではありません。
「新阪急興行」はチェーン店として梅田地区に 「梅田サントリー」、難波地区に洋酒喫茶「キャノン」と純喫茶「宝塚」を展開していたようです。