


鹿児島に「清月ベーカリー」という「大正」の時代から続く会社がありますが、この”せいげつ”のマッチ箱と関係があるのかどうか定かではありません。
マッチ箱の背の部分には”かごしまてんもんかん”とあります。
「天文館」とは江戸時代に天文や暦編纂を研究するために建てられたドーム状の施設で、当初は「明時館」と呼ばれていたそうです。
「明時館」が廃止され時期は定かではないようですが、「明治」という時代の初期ではなかったかと考えられているそうです。
その名残として”複数の商店街で形成され”た「天文館」と呼ばれる街が鹿児島にあります。
僕が鹿児島を訪れた記憶はわずかにしかありませんが、このマッチ箱は訳あって、たるみ燐寸博物館にやってきました。
だれが描いたにしろ、僕の好きなマッチ箱のひとつです。