




かつて岡山市内の子供たちを魅了したであろう「”備前平野360度ダイナミックパノラマ” 京山ロープウェー遊園」。
標高100メートルの「京山(きょうやま)」の山頂にあったそうです。
「京山ロープウェー遊園」は1956(昭和31)年、岡山市内で路面電車路線を営業していた岡山電気軌道によってつくられましたが、1998(平成10)年に閉園。
その後、「岡山スカイガーデン」としてなりますが、建物の老朽化等で2007年に閉鎖されています。
マッチ箱には観覧車やメリーゴーランドやジェットコースターが描かれています。
“世界の昆虫館”もあったんですね。
同じ岡山電気軌道によって、1966(昭和41)年に開業した「東山バッティングセンター」も2004(平成16)年に閉鎖されました。
場所は岡山電気軌道本社(岡山市徳吉町)の西隣だったようです。
「東山ビリヤード」は描かれていませんが、連絡先が付け加えられるように描かれています。バッティングセンターに併設されてたのかもしれません。
「情報詰め込みすぎ」感はありますが、楽しそうな雰囲気は充分に伝わってきます。高度経済成長期の「お父さん・お母さん」はこのマッチ箱を見る度に「今度の休みには家族で行こうか」と思ったのでしょうね。