


かつて京都・河原町三条、「京都朝日会館」前にあった画材屋「京美堂」のマッチ箱。
2016年頃に閉業したようです。
さて、ここでいう「京都朝日会館」が1935(昭和10)年に竣工したビルなのか、1975(昭和50)年に改築・竣工したビルであるのかわかりません。
前者は竣工当時に川口軌外、伊藤廉、林重義によって描いた25m四方の壁画が、1957年には東郷青児によって描き直された「平和と団結」と題する28m x 23mの壁画があったそうです。
後者には2013年2月20日から2015年7月15日までジュンク堂書店が入居していました。
“洋画・材料・額椽”の「額椽」は「がくぶち」と読みますが、現在は「額縁」という漢字が使われます。
マッチラベルに署名がありますが、だれの手によって描かれたのか調べきれませんでした。きっと「京美堂」か「京都朝日会館」にゆかりのある方が描いたのでしょう。
* blog内、全て敬称略です。