
わかってもらえないことって、いっぱいある。そういうことを説明する試みがつらくなることがある。
そういうのって、5日間で50台のPCにMicrosoft Windows 95 Operating Systemインストールしなければならないのに、営業側の手配ミスで届いたPCがCDドライブなしのフロッピーディスク搭載タイプで、Windows95のインストール用媒体は1.68MバイトDMFフォーマットのフロッピーディスク13枚だったということに似ている。
加えてとワードプロセッサ・ソフト「OASYS」と表計算ソフト「Lotus1-2-3」とホスト・コンピューターへ接続するためのエミュレーション・ソフトをしなければならないとしたら、1台のインストールが完了するまでじっとしているわけにはいかないから、1枚フロッピーを入れると次の一台へ移動して作業をする。その繰り返し、繰り返し。
それだけ台数があると初期不良だってある。ハードディスク不良だったり、メモリ異常だったり、フロッピーディスク・ユニットそのものの故障だったり、インストール用媒体の不良だったりする。
そう、どこに問題があるのか切り分けながら進むにはそれなりの時間がかかることもあるのです。