




「やいとする」、「やいとをすえる」の「やいと」はどの世代まで通じるのだろろうとふと思ったのですが、それ以前に「やいと」って方言なのっていう疑問に突き当たってしまったのです。
今は僕も使いませんが、子供の頃、イタズラや悪いことをすると祖母や母から「やいとをする」とよく言われました。
「やいと」とは「お灸」のこと。
家庭で灸を使うことってなくなりましたね。
そんな「やいと」という文字が小さく印刷されている神戸・元町の鍼灸院「山道」のマッチ箱。
“一丁”が109メートルだから、”半丁”はその半分。「モダン寺」として親しまれている本願寺神戸別院の西50メートルにあったことになります。今、その場は24時間時間貸しの無人駐車場となっていました。
「山道」というのが姓なのか、このあたりの急な坂道を意味しているのかわかりません。
今日の午後早くに撮影した「モダン寺」の写真とともにここに残しておきます。