


「グランド・バー」という店の形態が僕にはわからないのだけれど、僕には縁がなさそうな気がする。
僕はどちらかという小さなバーのほうが好きだ。でも、もうほとんど行くことはない。
「グランド・バー 山(GRAND BAR “YAMA”)」のマッチ箱の表側は雲と三角形が3つ並んだ「山」のデザイン。3つのうち、真ん中が最も高い。
この「山」のデザインはマッチ箱によく見かけるのだけれど、それはマッチ箱の世界だけでないかも知れない。
もう一方に描かれているのはアルコールの入ったグラスなんだと思う。
洋酒としてのイメージの図案化のはずだから、深くは追究しない。
両面ともに視線が左上から右下へ自然と流れるように図案が配置されている。
このグラスのデザインを覚えておいて欲しい。続きは後日。
背の部分に市内局番「5」と「6」の電話番号が印刷されているが、それがどこの街なのか僕にはわからない。でもどこかにあったはずなんだ。
両面ともに素敵なので、ダンボール額に入れて、時々、面を入れ替えながら飾っている。