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マッチ・コレクション/「VAN」と「TEIJIN MEN’S SHOP」 – 東京・銀座

マッチ・コレクション/「VAN」と「TEIJIN MEN'S SHOP」 - 東京・銀座 (1)
マッチ・コレクション/「VAN」と「TEIJIN MEN'S SHOP」 - 東京・銀座 (2)
マッチ・コレクション/「VAN」と「TEIJIN MEN'S SHOP」 - 東京・銀座 (3)

僕にアイビー・ファッションとしての「VAN」はやってこなかった。どの時代にもファッションとしての「VAN」はやってこなかった。この先もやってこないのだと思う。
大学生の頃、知り合いの多くが「トラッド」に身を包む中、少数派の(お金のない) 僕らはもっとチープなファッションだった。
僕はカセット・テープとレンタル・レコードにお金を使い、やがてやってくるニュー・ロマンティック、インダストリアル・ミュージック、ニューウェーヴ系ミュージック・ヴォデオ時代のミュージシャンの姿に憧れ、それに近づこうとした。

そして、代わりに僕にやってきたのは付加価値通信網という意味の「VAN(Value-Added Network)」だった。1986年のことだ。コンピュータ業界では「付加価値」は流行語みたいなものだった。

ファッションとしての「VAN」も付加価値通信網としての「VAN」も改めて説明しなくてはならない時代なのかもしれない。

東京・銀座4丁目に「テイジンメンズショップ」ができ、「VAN」の商品をメインに展開したのは1960年のこと。
一般社団法人銀座インフォメーションマネジメントが制作・運営する”銀座公式ウェブサイト「GINZA OFFICIAL」”というページがあって、”Ginza×銀ぶら百年 Vol.16 銀ぶら百年 – イズミ式銀座街並細見 – テイメンと銀座アイビー時代(泉麻人著)」にファッションとしての「VAN」と「テイジンメンズショップ」のことが詳しく載っている。

そんな時代のマッチ箱。黒い軸で頭薬が白いマッチ棒が中に入っていた。