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雑文

思い出せないくらい忘れてしまった明日。

思い出せないくらい忘れてしまった明日。

「たぶん、僕の中には何もないのだと思う」と僕は言った。「僕は内部に空っぽの空間を抱えているのだと思う」
「空っぽであるのなら、何か詰め込めそうな気がする」と彼は言った。
「その空間は永遠になにも受け入れないために存在している」と僕は付け加えた。「永久に閉じられた静かな世界で、拡大していく」
「わからないな」と彼は言った。
「わからなくても、わかっても同じことだ」と僕は言った。