





僕の幼少期のアルバムに、父が万年筆で書いた”長島温泉行”という文字と共に何枚かの写真が残っていて、それによると1966年10月21日、弟と僕は母に連れられて、神戸から父の出張先である名古屋へ向かったようです。
その後、”なごやテレビ塔”を訪れ、そこから三重県桑名市にある「長島温泉」に向かっています。
さて、当時、父からもらったわけでも、僕がこっそり持ち帰ったわけでもなく、譲り受けた「グランスパー長島温泉」のマッチ箱がたるみ燐寸博物館にあります。
「長島温泉」は1964年11月11日に開業。
「ナガシマリゾート」の公式サイトにある「長島温泉 歴史アーカイブ」を確認すると印刷されている写真は”1973年1月17日 松明を捧げる栄光の男女像”と”1978年7月2日 コークスクリュー新設”であることがわかります。
このマッチ箱の最大の特徴は側薬の部分で、緑色でレンガ状に並べるように塗られています。
そういうわけで、「サニーワールド 長島熱帯植物園」と観覧車を背景に撮影された、僕以外のだれも見ることのないであろう写真と共に「グランスパー長島温泉」のマッチ箱の写真をここに残しておきます。