


「やなぎ(ヤナギ)」という店名の喫茶店は多いのですが、これは大阪・浪速区にあった喫茶とお食事「やなぎ」のマッチ。
「浪速町西」にという町名は1962年に誕生し、1980年に「浪速西」となった。
僕は1960年代後半の日本におけるヒッピー文化を映像や書籍を通してしか知らない – 本当の意味で子供だった – 、リアルに体験していない世代だから、当然、その背景もよく知らない。
マッチ箱に印刷されているイラストは僕が映像や雑誌で見た「ヒッピー・ファッション(という表現が適切かどうかわからない…)」。
互いに反対方向を向いた二人が手を握っているのはマッチ箱の背の部分。
さて、この二人とは別の二人が描かれた同じような構図のマッチがあるとしよう(ないと思うけど…)。
そのマッチ箱とこのマッチ箱の側薬部分を向き合わせて並べたところを思い浮かべてみる。
そうすると別の意味が生まれてくる、と思うのは僕の余りすぎた解釈かもしれない。