



暦の上では昨日、「秋」となりましたが、最高気温の更新が続きそうな勢いの2019年の8月です。
冷たいアイスクリームがうれしいですね。
そんなわけで、今年の夏、たるみ燐寸博物館では経木のマッチ箱から剥がした「冨士アイス」のマッチラベルと経木のマッチ箱を展示しています。
マッチラベルには雲を下に従えた富士山(?)をスプーンですくう図案がありますが、このデザインは昭和9年頃に商標登録されたそうです。
「冨士アイスクリーム」の前身となる「冨士食料品工業」は1920(大正9)年にアイスクリーム製造を開始した会社です。
「冨士アイス」は「冨士アイスクリーム」の直営喫茶・食堂・菓子舗として、有楽町、東京駅、日本橋、数寄屋橋など駅を中心に展開されました。そして、「冨士乳業株式会社」を経て、 現在の「冨士森永乳業株式会社」へとつながっていきます。