


僕にとって子どもの頃から身近な存在だった武庫川水系の「千苅貯水池」の「千苅」と同じで、マッチ箱に描かれたイラストとそこにある余白とのバランスも素敵だということで今日のblogに残すのは阪急・千里山にあった喫茶&軽食「千苅(Sengari)」のマッチ箱です。
譲り受けた多くのマッチ箱の中に見つけたものです。
高級住宅街として開発された「千里山住宅地」、その近くに1956年頃に完成した「千里山団地」、後年完成する日本高度経済成長期の象徴ともいえる日本初の巨大ニュータウン「千里ニュータウン」。
「千里」を一括りにしてはいけないことをつい最近、知りました。
店名は福島県の「千苅」といういう地名に由来するのか、「千苅」さんという名前の人が開業した店かもしれない、などと思いながら、 阪急電鉄千里線の路線図を観て、「関大前」駅のひとつ隣が「千里山」駅だったのか、と気づくのでした。