ジャズ喫茶のマッチはお洒落だ。
“J・C・ハード・カルテット”、”渡辺晋とシックス・ジョーズ”、”鈴木章治とリズム・エース”、”北村英治とキャッツ・ハード”が活躍した時代から推測して、1950年代の東京・銀座三原橋、吉田五十八が設計に携わった第4期歌舞伎座の近くにあったジャズ喫茶「ブルー・シャトー(BLUE CHATEAU)」。
紙軸のマッチの頭薬は「青色」。
ブックマッチの背の部分にある”キャンドル ジャズ喫茶”の”キャンドル”の意味がずっと気になっていて調べていたのだけれど、これは”キャンドル・システム”のことで、演奏が気に入ったらテーブルのキャンドルに火を点す「キャンドル・チップ制」というスタイルのことなのかもしれない。
* blog内、全て敬称略です。