マッチ・コレクション/奈良山洋服店 (神戸・元町、神戸長田・大正筋)

マッチ・コレクション/奈良山洋服店 (神戸・元町、神戸長田・大正筋) -1-
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現在も神戸元町商店街3丁目にある「奈良山」。
その「奈良山」の店舗の写真は2016年5月6日に撮影したもので、今と少し異なっているかもしれません。
たるみ燐寸博物館に「奈良山」の2種類のマッチがあります。
どちらも特殊な形状をしていて、その時代にそれぞれに「奈良山」を利用した人が手に入れたマッチです。

「奈良山」公式サイトによると創業は1926(大正15)年。その頃に現在の長田区久保町に松竹映画館ができあがります。今の「大正筋商店街」の近くです。
“大発展御礼大売出し”、”純毛ウール背広上下 11,600円の品を5,800円”などと印刷されている広告マッチから「(元町店)元町3丁目」以外に「(大正筋店)松竹館前」のお店があったことをうかがい知ることができます。
紅色のインクを使った薄い紙でできたブックマッチはかなり古いのか、”ヒヤカシ御優待”、”オーバ トンビ カワウソ モーニング 子供服 婦人コート 通学服”、”冬の子供服 98銭”という文字も滲みがでています。

“ヒヤカシ御優待”といえども、今でも僕はそう簡単に「奈良山」に行くことはできません。うまくまとめることができないので、多くを端折ることになります。いつものようにぴょーん、ピョン。

僕の父は小柄で既成の服が合わなくて、この「奈良山」でパターンメイドの背広やコートやシャツを買っていました。採寸されている父の姿を退屈そうに眺めていたのが僕です。

僕が大学の卒業式と会社の入社式で着たスーツは「奈良山」で父と母に買ってもらったのです。 当時 、僕は体重が52kgくらいの華奢な体型だったので、その後にすぐに肩幅だけは立派になった僕はすぐにそのスーツを着ることができなくなったし、母がどんなに僕に押しつけたところで父が残した多くのスーツを着ることができませんでした。

「奈良山」の古い木製のハンガーは父が亡くなったときに実家から持ち出して、僕が構える店舗のコートやジャケットを掛けるハンガーとして活躍しています。ハンガーのひとつには”神戸 姫路”とありますね。神戸以外に姫路にも店舗があったのでしょう。

これからもお店が永く続いていくことを願うばかりです。

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