「立体写真」への試みはかなり古くからあったようです。
写真を立体的に撮りたい・見たい、という欲求はなんとなくわかるような気がします。
「ステレオマスター」 とは「東京カメラ株式会社」 が1950年代(たぶん…)に製造した「立体写真が簡単に撮影できる」ことを謳い文句としたカメラだったようです。
「東京カメラ株式会社」が現在のどこかの会社へと繋がっていくとうれしいのですが、僕には調べきることができませんでした。
マッチ箱の側面に”本社・営業所・工場”の電話番号が印刷されていますが、手元の資料では「東京カメラ株式会社」は東京の「日本橋・銀座・青山・世田谷」に工場や事務所があった会社のようです。
「立体写真」を撮影することができる”ステレオマスター”をどのように伝えるか考え抜いた結果たどり着いたのが、このマッチラベルのイラストなんだと思います。