あと5日でクリスマス・イブですね。
東京・銀座とシャンソンの深い関係については、ここで説明しないことにしますが、12月29日は「シャンソンの日」です。あと10日です。
東京・銀座6丁目の「小松ストアー」の”裏並ビ”にあったシャンソン喫茶「ボンソワール」の経木のマッチ箱。
マッチラベルはクリスマス・シーズンに向けて作られたのだと思う”Merry Christmas”という文字とクリスマスにふさわしいイラストが印刷されています。色の組み合わせもクリスマス・シーズンにぴったりです。
季節のイベントごとにマッチラベルのイラストを変えていくというのはマッチを製造する会社にとっても、そのマッチをもらう人にとってもうれしいことですが、広告媒体としてマッチが効果的な手法であった時代であったとしても、そのマッチを発注するお店にとっては金銭的に負担は大きかったのだと思うのです。
ということで、もし今もマッチが残っているお店に巡り会うことがあったら、「だれだれさんにもお裾分け」的にたくさんもらって帰るのではなく、自分がその店に行った記念として1つだけもらうようにしましょうね。
いくつも欲しいのであれば – その必要性はあまり大きくないはず -、何度でもそのお店に足を運べばいい、と僕は思うのです。
「マッチ・コレクション/シャンソン喫茶「ボンソワール」(東京・銀座)」への2件の返信
今回の日本滞在中に、マッチに出会いました。夫が通りがかりにヒゲを剃ってもらった床屋さんで、「遠くから来てくれたから、お土産に」と帰り際にいただきました。ドイツに帰ってきてからその理容院のことを調べてみると、現在営業中の理髪店としては、日本最古なのだそうです。冬はろうそくに日を灯すので、マッチはいつも家にあるのですが、そのマッチは使わずに飾ってあります。
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Sachieさま、こんばんは。
コメントありがとうございます。お返事が遅くなって申し訳ございません。
とても素敵な出会いをなさったんですね。
そのマッチが誰かのもとで、いつまでも残っていくことが、その床屋さんの願いなのだと思います。
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