「ラジオ熊本(略称:RKK)」がラジオ放送を開始したのは1953年10月、テレビ放送を開始したのは1959年4月だそうです。現在の「熊本放送」に繋がっていきます。
市電の路線と道路を描いたのかどうかわかりませんが、そのようなイラストが描かれている「ラジオ熊本」時代のマッチ箱。
“JOBF-TV 11C”はアナログテレビ時代の「ラジオ熊本・熊本放送」のテレビコールサインと11チャンネルを意味しています。
“RKK”と印刷された面の”1100KC”とその下にある”人吉1060″については見なかったことにしようと思いましたが、”KC”は「キロサイクル(kilocycle)」、”人吉”は熊本県人吉市にある中継局の場所のことですね。
熊本市中心部では周波数は「1100キロサイクル」、熊本県南部では「1060キロサイクル」ということだと思います(間違っていたらごめんなさい…)。
日本では1972(昭和47)年に周波数の単位が「サイクル」から「ヘルツ」へと変更されました。
そういえば、ずっと昔のことですが、僕の父は「ヘルツ」じゃなくて「サイクル」て言ってたような気がします。