マッチ・コレクション/家族亭

マッチ・コレクション/家族亭 (1)

マッチ・コレクション/家族亭 (2)

マッチ・コレクション/家族亭 (3)

マッチ・コレクション/家族亭 (4)

マッチ・コレクション/家族亭 (5)

マッチ・コレクション/家族亭 (6)

「家族亭」は兵庫・大阪を中心に多く店舗があるのだけれど、「家族亭」の歴史は簡単にまとめることができそうにもないので、ここでは触れない。ぴょーんピョン。

たるみ燐寸博物館には「家族亭」のマッチが2つあって、ひとつは経木で「梅田OS劇場東」にあった店、もうひとつは紙製で「西宮市丸橋町」にあった店のマッチ。
それぞれ「ボックスマッチ寸六型(5.6cm * 4.7cm * 0.9cm)」、「ボックスマッチ寸二型(5.6cm * 3.6cm * 0.9cm)」と呼ばれるサイズ。

子供が生まれるまで、妻と僕は外食するとが多く、時々、「デュオこうべ浜の手」にある「家族亭 神戸駅地下街店」に行った。
妻と僕が向かい合ってテーブルについたある日、隣ではお年を召した女性がひとりで食事をしていた。
どこかに出かける途中かその帰りなのか彼女の荷物が多かったことをよく覚えている。
彼女が勘定を払うためにゆっくりと席を立ちレジに向かうと、さっきまで彼女が座っていた席に忘れ物らしきものがあって、まだレジにいる彼女のところまで「忘れていませんか」と届けに行った。
届けに行ったのが僕だったのか妻だったのか僕はもう忘れてしまった。

妻と僕が食事を再開すると、支払いを済ませたはずの彼女が僕たちのほうへゆっくりとやってきた。
「先ほどはご親切にありがとう」。そして「どうぞ」と言って、僕たちに家族亭のレジで買った「そばぼうろ」を手渡したのです。