三宮にある神戸市役所の東側を南北に通じる道路は「フラワーロード」と呼ばれ、市役所の南には「神戸ルミナリエ」の終点「東遊園地」がある。
そして、僕の手元には「King’s Arms(キングス・アームス)」という純英国風のパブのマッチがある。譲り受けた多くにマッチのひとつだ。
「フラワーロード」を挟んで「東遊園地」の向い側あたりにあったと思う。
何度か「キングス・アームス」の前を通ったことがあるのだけれど、僕が「キングス・アームス」で食事をしたことがあるかどうか覚えていない。
川西英の画集「神戸百景」では「国際ロード」という作品にその外観が描かれ、村上春樹原作・大森一樹監督作品の「風の歌を聴け」では「僕」と「小指のない女のコ」が食事をする(大森一樹監督作品「風の歌を聴け」については2012年3月14日のblogを参照して頂ければうれしい)。
1950年ごろに営業を始め、1995年の阪神淡路大震災で閉店した。
「マッチ・コレクション/King’s Arms(キングス・アームス) – 神戸・三宮」への4件の返信
「風の歌を聴け」の映画があることを初めて知りました。本は読みながら頭の中で映像が出てくると、私にとって好きな物語です。今(今更ながら)「ねじまき鳥クロニクル」を初めて読んでいます。頭の中の映画館では、私が勝手に想像しているねじまき鳥が上映されています。
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映画化された村上春樹の作品は他に「市川準監督作品/トニー滝谷」、「野村恵一監督作品/森の向う側(短編:土の中の彼女の小さな犬」があります。
元々、村上春樹の個々の作品がパラレルワールドを構成するので、原作のもつイメージ通りに映像化することは無理なんだと思います。
トラン・アン・ユン監督作品「ノルウェイの森」もありますが、僕は「ノルウェイの森」は過去の作品の延長であって、パラレルワールドを構成しない、そこには既視感も存在しない、井戸もイドも出てこない(たぶん…)唯一の作品ということであまり好きではありません、
「ノルウェイの森」が村上春樹を読むキッカケになった人は残念だと思います。
「ねじまき鳥クロニクル」はおもしろい小説だと思いますよ。
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台風の影響は大丈夫ですか。
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ありがとうございます。
家も店もほとんど影響はありませんでした。
今回の高潮・高波のデータを南海トラフ地震発生時の被害予想に組み込んでほしいものですね。
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