日本全国に「会館」という名前がついた建物がいくつあるか調べたことはないのですが、昨年2017年5月に「会館」と名前が付いて、閉鎖されていない建物が東京にいくつあるのか調べたことがあります(他にやることがなかったというわけではありません)。
東京會舘、乃木會館、東京交通会館、三田会館、松陰会舘、東京文化会館、鳩山会館、如水会館、建築会館、文京区勤労福祉会館、砂防会館、鉄鋼会館、など。
大きく抜け落ちていたらごめんなさい。
昨日の続きというわけではないのだけれど、今日のマッチは「会館」つながりということで「阪神会館」ですが、どう解釈していいのか僕にはわからない部分があって、ちょっと困っています。
阪神電鉄が元町駅を新設し営業を開始したのは1936(昭和11)年。
「ウインズ神戸(日本中央競馬会 -JRA 場外勝馬投票券発売所)A館」が建てられるよりさらに昔、その場所に「阪神会館(元町阪神ビル)」という建物がありました。
その「阪神会館」内には映画館、喫茶店、売店などがあったそうです。
マッチのラベルには”洋酒・喫茶”、”レストラン”、”3階集会所”ともあります。
“阪神ビル1階”にあったのが「阪神会館」というのはちょっと解せないので、喫茶店の名前が”阪神会館”だったのでしょうか。
うーん、「阪神会館」つまり「阪神ビル」の1階に店名ははっきりと書かないけれど洋酒を提供する店や喫茶やレストランがあって、そして3階は集会所だった、と考えるほうが無理がないような気もします。
なにか大きな勘違いをしているような気もしてきました。
考える限界、調べる限界、時間の限界となりましたので、先日の雨の日に撮影した阪神電鉄の元町駅の東口と西口、そして改札へ向かう西口の階段の写真とともにここに残しておきます。
このマッチラベルのデザインをどのように解釈するのか、説明する必要はないと思っています。なにかを感じることが大切なのだと僕は思っています。