マッチ・コレクション/羅巴雲 (広島・呉)

マッチ・コレクション/羅巴雲 (広島・呉) -1-

マッチ・コレクション/羅巴雲 (広島・呉) -2-

マッチ・コレクション/羅巴雲 (広島・呉) -3-

広島県呉市に「麗女通(うるめどおり)」という通りがあります。そこにあったのが「羅巴雲」という店です。「羅巴雲」と書いて「らぱん」と読みます。
マッチ箱には洋画家の藤田嗣治(ふじたつぐはる)が「羅巴雲」のために描いた猫の絵が”嗣治 Foujita”という署名とともに印刷されています。
とても古いマッチというわけではないので、猫の絵はマッチ箱サイズで描かれたのか、大きく描かれた絵を縮小してマッチ箱に印刷したのか、そのあたりのことはわかりません。

2018年3月5日の日本経済新聞「文化」に載った”マッチの美 ハートに火 – 喫茶店やバー、宣伝を超えた芸術 収集し私設博物館”を読んでメールを頂き、手紙とともに届いたのがこのマッチです。

頂いたメールの一部を引用しながら、僕が調べた結果も含めてまとめてみました。

戦前(第2次世界大戦前)、呉市は帝国海軍の軍港でした。その当時、旅館というのか料亭というのか洋酒も提供する古い意味での「カフェ」というか表現しにくいのですが「羅巴雲(らぱん)」という店がありました。
“その当時は100人近い女給でしたが、戦後は細々と営業し、高齢の経営者は2階に居住していました”。
“当時の女給の写真は現在と比較しても劣ら、モデルのようなず抜群の美女ばかり”だったそうです。藤田嗣治もこの店に通っていたのだと思います。

その「羅巴雲」は2005年4月に閉店し、2006年12月に建物は解体されました。その際に見つかったマッチです。
「羅巴雲」という文字も藤田嗣治が描いたのかもしれませんね。

* blog内、全て敬称略です。

広告

マッチ・コレクション/羅巴雲 (広島・呉)” への1件のフィードバック

  1. 興味深いですね!!
    高齢の経営者を観て見たいです!!XD
    ラパン、の意味を調べてみました。
    フランス語で、mon lapin(私の ウサギちゃん)=愛しい私の~という意味合いでの呼びかけ
    のようです。
    モン-ラパン 誰々~と呼びかける時に使うようです。
    ロマンチックですね:D

    いいね

*メールアドレスが公開されることはありません。 メールアドレスと名前の各欄は必須項目です

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中