カテゴリー
マッチ箱/マッチラベル モノ 雑文

登録商標伊予ぶしマッチ

登録商標伊予ぶしマッチ (1)

登録商標伊予ぶしマッチ (2)

登録商標伊予ぶしマッチ (3)

コンピュータの仕事に携わっていた頃、仕事で愛媛県松山市に行ったことがある。松山空港からタクシーでJR松山駅か伊予鉄松山市駅まで行って、そこから路面電車に乗った。
ホテルはどちらかの駅前だったように思う。松山市内のユーザで作業後「道後温泉でゆっくりしていって下さい」という言葉を頂いた。
1泊か2泊だったのかか覚えていない。ゆるりと観光する時間もなく、帰路に付く。

松山の思い出はそれくらいにして、「登録商標伊予ぶし燐寸」。
前回のマッチに関するblogが淡路島にあった純喫茶だったので、少し足を伸ばして四国だ。
「燐寸」と書いて「マッチ」と読む。
僕が出張の折りに手に入れたわけではないので、どういう経緯でどこが作って、どこで配られた(あるいは販売された)のかわからない。

マッチ箱の片面には松山城とロープウェイと「漱石の坊ちゃん列車」が描かれ、もう片面は赤地に黒い文字で

“伊予ぶし

伊予の松山名物名所
三津の朝市道後の湯
音に名高き五色ぞうめん
十六日の初ざくら
吉田さしももこかきつばた
高井の里のていれぎや
むらさき井戸や片目ふな
うすずみ桜やひのかぶら
チョイト 伊予絣”

と印刷されている。

広告
カテゴリー
雑文

二言目と三日目。

二言目と三日目。

くしゃくしゃにした紙でもいろんな使い道がある、と僕は思う。
リセットするために現実から少しだけ抜け出す。
僕が家に帰ると、母は筋道が立たないという表現だけでは済まされないほど不機嫌になっていて、そしてそのことに対して僕の妻はそれ以上に不機嫌で、僕はどうしようもなくそれ以上にふさぎ込んでいく。

カテゴリー
雑文

過去に起こった思い出せないこと。

過去に起こった思い出せないこと。

僕の経験のほとんどは僕本人にとってしか意味を持たない、と細やかに思っているし、その経験に意味がないわけではありません、と強く言い切るのはとりわけ僕の場合は僕本人の思い上がりでしかない。

カテゴリー
マッチ箱/マッチラベル モノ 雑文

マッチ・コレクション/純喫茶「たかた」 (洲本駅前)

マッチ・コレクション/純喫茶「たかた」 (洲本駅前) -1-

マッチ・コレクション/純喫茶「たかた」 (洲本駅前) -2-

マッチ・コレクション/純喫茶「たかた」 (洲本駅前) -3-

垂水漁港から淡路島がよく見えます。よく見えることと距離が近いと言うことは別の問題です。
2018年2月20日現在、淡路島には鉄道はありませんが、かつて淡路鉄道(のちの淡路交通の鉄道部門)という鉄道線がありました。
1966(昭和41)年9月30日が最後の列車となり、鉄道線は廃止されたそうです。僕は淡路島の鉄道をリアルタイムで見たことがありません。
現在、淡路交通本社の建物があるあたりが「洲本駅」だったそうでね。その洲本駅前にあったのが純喫茶「たかた」。加入者番号は3桁です。
濃い赤を下地に、奥深さというか緊張感を含んだ、とても味わいのある抽象的なイラストを用いたマッチですね。

カテゴリー
モノ 雑文

リーバイス・レッドループ505

リーバイス・レッドループ505 (1)

リーバイス・レッドループ505 (2)

リーバイス・レッドループ505 (3)

「一番短くしても、シザーケースのベルトが長すぎる場合があるので、いくらか調整したいのですが、ジーンズのサイズを教えていただけますか?」と僕は電話の向こうの女のコのウエストサイズを婉曲な表現で訊ねた。
「デニムじゃダメですか?」と彼女が答える。

今は「ジーンズ」って言わないんだね。
「ジーパン」から「ジーンズ」、そして今は「デニム」。

僕の持っているウエスト30インチのリーバイス505は「レッドループ」で布パッチだ。
いつ、どこで買ったのか忘れてしまったけれど、かなり薄くなって、膝なんて見えちゃうし、すり切れてくたびれているけれど、まだなんとか穿くことはできるので手放したくないんだよね。