JR「垂水」駅東口から福田川に沿って北に、ジェームス山を越えて、第二神明も越えて「名谷(みょうだに)」に向かう途中にかつてあった喫茶「ボンネビル」のブックマッチ。
舞子方面からだと山田川に沿って北に、第二神明を越えて舞多聞あたりを東に行けば「名谷」にたどり着くはずだ。
もちろんクルマを使っての話だ。1年と少し前に僕は垂水から福田川沿いの県道488号線を歩いて第二神明の交差する手前までを憤りを感じながら10回ほど往復した。
「ボンネビル」を英語表記すると”Bonneville”、フランス語表記しても”Bonneville”ということで、「ボンネビル」の意味はアメリカ合衆国の自動車会社ポンティアック社の「ボンネビル」、イギリスの「トライアンフ・モーター・カンパニー」、「トライアンフ・ボンネビル」、2013年10月25日のblogに書いたアンソニー・ホプキンス主演の映画「世界最速のインディアン」に出てくるアメリカ合衆国ユタ州北西部にある塩平原「ボンネビル・ソルトフラッツ」、火星の衝突クレーターなどなど…。
僕はこの喫茶「ボンネビル」の名前は聞いたことがある。雑誌かなにかの広告で見たのかもしれない。
先日、たるみ燐寸博物館にいらっしゃった女性が喫茶「ボンネビル」の名前をかすかに記憶していた。
1970年代の後半にはもうあったのだと思う。
名谷の土地開発が始まり、名谷団地第1次宅地の分譲と名谷団地の入居が開始されたのは1975年、神戸市営地下鉄の「名谷 – 新長田」間が開通したのは1977年。
このブックマッチを開いたところで、チャップリンらしき男のイラストの上半身と下半身はつながらないのは意図的なものなのか、ちょっとした間違いだったのかもう確認するすべもない。店名の名前の由来も結局はわからない。