経木のマッチ箱に貼られているラベルの「銀座店」の電話加入者番号が今と変わっていないので、トリスハイボールの発祥の店として知られる「BRICK(ブリック)」の古いマッチだと思います。
東京03に続く局番が2桁の時代です。
僕の東京勤務時代の5年間に東京03に続く局番は3桁から4桁へと変わっていきました。
部署も変わりましたが、局番が変わると名刺もそれに合わせて作り直されました。
本社はJR「東京」駅と当時の地下鉄「茅場町」駅と「八丁堀」駅をの3点を結ぶ直線の内側にあって、入社1年目はJR「東京」駅、入社2年以降は地下鉄「茅場町」駅と「八丁堀」駅を利用していました。
八重洲1丁目には「FLYING JIB(フライング・ジブ)」というちょっとおしゃれで食事のおいしい店があって、たいていに夜に、勤めていた会社の誰かを見つけることができました(どなたか、FLYING JIB(フライング・ジブ)のマッチをお持ちでないでしょうか?)。
さて、「BRICK(ブリック)」は1951年創業のバーです。現在は「銀座」と「八重洲」と「中野」に店があるようですが、この古いマッチには「銀座」と「八重洲」と「渋谷宇田川」の3店が載っています。
僕は誰かに誘われて「BRICK 八重洲」に行ったことがあるように思うのですが、気のせいでしょう。
描かれている人たちがとても楽しそうですね。イラストもタイポグラフィーも素敵ですね。