「コーヒーハウス ハットドッグ(COFFEE HOUSE Hatdog)」という店の名前とマッチに描かれているイラストが気になっていました。
スヌーピーの家族ではありませんね。帽子をかぶった犬です。
1978年代に神戸のタウン誌「月刊 神戸っ子(KOBECCO)」に広告が載っていたので、遡って探してみることに。
PDF化された資料をモニターで確認していくのはちょっとばかり面倒ですが、1977年2月号に「コーヒーハウス ハットドッグ」の店名の由来と店のコンセプトが載っているのを見つけました。
ルール上、その内容を転記できないので、店名の由来を知りたい方は「神戸っ子アーカイブ あの時の神戸」の1977年2月号をご覧くださいね。
1894(明治27)年に神戸・中山手通に「高田屋乾店」が創業します。現在の「神戸酒類販売株式会社」です。
神戸酒類販売株式会社の沿革にはこの「コーヒーハウス ハットドッグ」のことは書かれていませんが、神戸酒類販売株式会社の喫茶部門として1976年にできた喫茶店だったのだと思います。
午前10時から翌午前2時まで営業。日曜日が定休日。祝日も営業していたそうです。
店内は広く、マッチ箱にも印刷されているように”良質の硬水”を使った紅茶やコーヒーを提供していたようです。
「コーヒーハウス ハットドッグ」はもうありません。そう遠くはない、近い昔の懐かしい三宮の加納町3丁目交差点の西の辺りにあった喫茶店です。
僕が「コーヒーハウス ハットドッグ」へ行ったことがあるのかどうか定かではありません。