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マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (レストラン子午線 - 第二神明道路・明石サービスエリア) -1-(1) レストラン子午線 – 第二神明道路・明石サービスエリア(表・裏)

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (レストラン子午線 - 第二神明道路・明石サービスエリア) -2-(2) レストラン子午線 – 第二神明道路・明石サービスエリア(側面)

電波時計は「福島局」と「九州局」から送信した標準電波を受信することで時刻を自動修正する仕組みだから、子午線について説明しなければならないのでしょうか?
子午線とは東経135度の経線「日本標準時子午線 = 日本中央子午線」、つまり日本における標準時刻を定めるための基準を意味する経線です。
今回は譲り受けたマッチの中から「子午線」に関わりがあるマッチを集めてみました。

「レストラン子午線」は明石市立天文科学館にあるのではなく、「第二神明道路・明石サービスエリア」にあった(今もあるのかどうかは調べ切れていません…)レストランです。
裏面には
“子午線通過位置標示柱
東経135度は、北極を起点としてシベリアのヤナワン、ハバロフスク、日本海の中心、パラオ諸島の西部、ニューギニア、オーストラリアの中央を通過して南極に達している
日本では、丹後に網野、山陰本線の下夜久野の東、神戸市の平野町黒田を通り、当地人丸山を経て、淡路の岩屋から紀淡海峡の南に伸びている
– 京都大学観測班 -”
と印刷されています。子午線の説明ですね。

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (喫茶メリジャン - 明石ステーションデパート)(3) 喫茶メリジャン – 明石ステーションデパート

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (すし麺類 助六 - 明石ステーションデパート)(4) すし麺類 助六 – 明石ステーションデパート

「明石ステーションデパート」は1964年、JR(まだ国鉄の時代だった…)明石駅に開業しました。後に「ステーションプラザ明石」となり、現在、「piole(ピオレ)明石」となっています。
その「明石ステーションデパート」に「喫茶メリジャン」と「すし麺類 助六」がありました。
「助六」は明石駅周辺の改修工事の時期に「魚の棚商店街」に移転、現在の「助六御膳」となったようです。「メリジャン」がいつ頃閉業したのかわかりません。
僕は「明石ステーションデパート」時代の「助六」には行ったことがあると思うのです。
「明石ステーションデパート」に2階にあった喫茶店にも行ったことがありますが、それが「喫茶メリジャン」という名前だったどうか定かではありません。「クリームソーダ」の記憶が押し寄せてきます。

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (子午線 color of time) -1-(5) 子午線 color of time(表)

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (子午線 color of time) -2-(6) 子午線 color of time(裏)

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (子午線 color of time) -3-(7) 子午線 color of time(中)

そして大阪市南区畳屋町(現在の大阪市中央区の心斎橋辺り)と大阪市城東区に「子午線 – color of time」という店があったようです。どんなお店だったのでしょう?

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 ( 山陽電車 人丸前駅)(8) 山陽電車 人丸前駅

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (明石市立天文科学館) -1-(9) 明石市立天文科学館

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (明石市立天文科学館) -2-

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (明石市立天文科学館) -3-

マッチ・コレクション/子午線と「とんぼの標識」 (明石市立天文科学館) -4-(10) 「とんぼの標識」

夏がまだまだ余白をたっぷりと残していたころ、僕は「レストラン子午線」と「喫茶メリジャン」のマッチ箱に印刷されている建造物を探しに山陽電車に乗って「人丸前」駅で下車し、明石市立天文科学館にでかけたことがあります。

もう子供のころに見たこの建造物の名前も思い出せなかったのですが、それが明石市立天文科学館にあることを疑わなかったのは幼いころの記憶でしょう。
場所が特定できなくて、少し遠回りをしましたが見つけました。
「とんぼの標識 = 日本標準時子午線標示柱」です。

“これは「トンボの標識」として親しまれた子午線標識で、昭和5年に建てられたものです。
トンボはあきつ島(日本の古名)の象徴です。”

「明石市・明石観光協会」による「日本標準時子午線標示柱」の説明もそばにあります。

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