1952(昭和27)年に公明選挙運動が始まりました。公明党という政党が結成されたので「公明選挙」という名称を使うことができなくなり、1965年ごろに「明るく正しい選挙」となり、現在は「明るい選挙」と変わりました。
詳しくは「公益財団法人明るい選挙推進協会」の公式サイトを参照してくださいね。
たるみ燐寸博物館にある経木のマッチは過去の神戸市長選の広告・宣伝に使われたのだと思います。
「11月15日 市長選」、「市と幸とわが夢を盛るこの一票」、「神戸市選挙管理委員会 神戸市区選挙管理委員会」と「公明選挙」をもとにして、いつの神戸市長選か見つけることは簡単だと思っていました。
11月15日の日曜日の神戸市長選、と複雑な要素はどこにもない、と。
しかし調べても1952年から1965年ごろまでに11月15日が日曜日だったのは1953(昭和28)年と1959(昭和34)年と1964(昭和39)年11月15日。
その3つの中で神戸市長選があったのは1953(昭和28)年なのだけれど、投票日は11月20日金曜日。
そこであることに気がつきます。地方選挙は平日でもかまわないんですよね。地方選挙は各自治体の選挙管理委員会が投票日を決定するようです。
そうすると1957(昭和32)年11月15日の神戸市長選が該当します。金曜日ですね。
「市と幸とわが夢を盛るこの一票」というのはその年の神戸市長選挙の標語だと思います。
西大寺市選挙管理委員会 – 西大寺市は1969(昭和44)年に岡山市に編入された – が選挙のために作ったと思われるマッチラベルにも「公明選挙」という言葉が使われていました。
2017年10月22日は神戸市長選挙です。