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雑文

思い出さない。

思い出さない。

きのう、わたし、誕生日やったんやで。それやのにこの家は誰もおめでとう、言わへんねんで。どないなっとるんや。小さい子が「誕生日おめでとう」とかなんとか紙切れに書いて、渡してくれただけや。

という近い過去に87歳になった僕の母。
僕たちが誘ったのに双子の息子たちの誕生日を一緒に祝わなかったのはどう捉えればいい?

「障害のある子を産んで」なんかわたしは思っていても言わへん、と僕に向かって言った僕の母。
そのように心では思っていることを伝えていると僕は解釈するよ。
そして子供のいない夫婦を遠回しに不良品みたいに表現するのはおかしいと僕は思う。

この家には発達障害の子がおるからな。こないだテレビでやっとたわ。双子に多いらしいからな。ニュースとおんなじやないか。わたしは初めからそう思っとった。IQとったらわかるんや。頭がおかしいと思って観察してたんや。

7月の終わりにそう僕に文句を言った僕の母。
あらゆる障害者に理解を示さず、見下すのは昔から変わっていないね。
彼らの心臓の病気が治るなんてどこかの占い師みたいな話をしないでほしい。

母の年齢に少しばかり思いやりを示すことしても、相手にすれば人の心を刺し、僕の気分を確実にふさぐ話はいつまでも続くから、そして妻を娘を息子たちを傷つけるから、だれも会話をしたがらないのは当然なんだよ。

お願いだから、ガスコンロの火を消し忘れないでほしい。