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マッチ・コレクション/アルサロ喫茶の始祖「明日では遅すぎる」 – 銀座8 天国裏

マッチ・コレクション/アルサロ喫茶の始祖「明日では遅すぎる」 - 銀座8 天国裏 (1)

マッチ・コレクション/アルサロ喫茶の始祖「明日では遅すぎる」 - 銀座8 天国裏 (2)

マッチ・コレクション/アルサロ喫茶の始祖「明日では遅すぎる」 - 銀座8 天国裏 (3)

マッチ・コレクション/アルサロ喫茶の始祖「明日では遅すぎる」 - 銀座8 天国裏 (4)

「明日では遅すぎる」というアルバイトサロンは1950年代半ばに関西資本によって銀座8丁目につくられた店だったそうです。
“アルサロ喫茶の始祖”であったのかどうか僕にはわかりませんが – そういうことはアルバイトサロンを調査・研究しているかたにお任せします -、経木のマッチに貼られたラベルにはそのように書いてあります。

僕は1952年に日本で公開されたイタリア映画「明日では遅すぎる(原題:Domani e Troppo Tardi)」を観たことはありませんが、その映画のタイトルを店名に用いたのかもしれませんね。沢田研二の1975年5月21発売のシングル「巴里にひとり」のB面に収録されていた「明日では遅すぎる」ではないと思います。

経木のマッチ箱の側面には「天国裏」とあります。
「天国」については別に機会に触れることにしましょう。
裏面は「ASUDEWA OSOSUGIRU」と印刷してあり、この面には少しメモを書くことができるスペースが設けられています。
小さい文字を書くのが得意ではない僕には充分ではない大きさです。この大きさにメモ書きをするとあとで読み返しても何を書いたのか悩まなくてはならないでしょう。

マッチラベル表面のイラストがどのような意味を持つのかはわかりませんが、目を引くことは確かですね。たるみ燐寸博物館として譲り受けたこのマッチ箱のひとつです。
冷房を入れる必要がないほど、涼しい今日の垂水。2017年8月の最終日となりましたね。

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緑色のバッタは赤くなったミニトマトの上でなにを思うのか?

緑色のバッタは赤くなったミニトマトの上でなにを思うのか?

まずは外出することにして、背負ったカバンが重くて、何度も地球の中心に向かって引きつけられる力に屈するほうを選びたい気分で、途中で何度も家に帰りたい思いをなかったことにしたのは昨朝から続いているちょっとひどい頭痛のせいかもしれない。

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小学校1年生の夏休みのえにっき

小学校1年生の夏休みのえにっき

毎日描くのは得意じゃなかったけれど、僕は絵を描くのは好きだったんだと思う。
文章を書くことも毎日でなければ、嫌いではなかったのだと思う。
これは夏休みの「えにっき」で、僕が小学校1年生のときの夏休みの宿題だったのかもしれない。
4ページあるうちの1枚。

“8月15日
ぼくはうちのひととわしゅう1ごうでおかやまへいきました。いくらのしょうにゅうどうへいっていわばかりのどうくつのなかにはいりました。なかにでんきがついていましたがおとうとはこわいこわいとなきましたがぼくはこわくなかったです。”

高度成長期の家族の典型的な夏休みのあり方だったのかもしれないけれど、小学生になったばかりの僕は深夜に列車に乗ることの意味なんて考えられなかったし、岡山・井倉洞という鍾乳洞で夏の暑さを忘れることにも興味がなかったことをしっかりと記憶してる。

その前もその後の何年か続いた夏休みの家族旅行がとても煩わしい存在だった。

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マッチ・コレクション/アルバイトサロン「青い鳥」 – 銀座・資生堂パーラー裏

マッチ・コレクション/アルバイトサロン「青い鳥」 - 銀座・資生堂パーラー裏 (1)

コレクション/アルバイトサロン「青い鳥」 - 銀座・資生堂パーラー裏 (2)

コレクション/アルバイトサロン「青い鳥」 - 銀座・資生堂パーラー裏 (3)

銀座8丁目の資生堂パーラーの裏にあった「青い鳥」というアルバイトサロンのマッチ箱が期間限定でたるみ燐寸博物館に飾ってあります。
譲り受けた1950年代のマッチ箱のひとつです。
店の名前がモーリス・メーテルリンクの著作「青い鳥」に由来するのかどうかはわかりません。

「銀座8 資生堂パーラー裏」をキーワードにwebを検索する「マッチ好きの少女/白あずきII」さんの2010年11月7日のblog「資生堂パーラー(東京都・銀座)」にたどり着いてしまいます。
そこに「資生堂パーラー」のブックマッチが紹介されていて、そのブックマッチの「裏」にある東京03に続く局番のことが書かれているからですね。
「銀座8 資生堂パーラー」が有名なので、アルバイトサロン「青い鳥」の場合、その「裏」と表記したんでしょうね。

経木のマッチのラベルとして青い線で描かれた鳥のイラストが素敵です。
この筆致を見たことがあるような気がするのですが、誰が描いたのか僕には思い出せません。

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いつかの夏休みの思い出

いつかの夏休みの思い出

僕の子供たちの夏休みも最後の日曜日となりました。
最後の日曜日と言っても毎日が日曜日のような夏休みですが、子供たちの夏休みの宿題は満員電車なみの状態です。

この絵は僕が幼少期のいつのころかにクレヨンで描いた「夏休みの思い出」。たぶん、幼稚園のころ。
「おばあちゃんと宝塚に行った」とクラス担任の書き込み。「宝塚」とは「宝塚ファミリーランド」のことだと思います。
クラス担任の書き込みがなければ「夏休みの思い出」かどうかもわかりませんね。
怪獣ショーでもあったのでしょか?それとも宝塚ファミリーランドからの帰りに映画でも観に行ったのでしょうか?
覚えていない「夏の思い出」。そしてこの絵とは今日でお別れ。