「門廊」と書いて「もんろう」。「もんろう」はマリリン・モンローの「モンロー」でしょうか。マイケル・モンローではなさそうです。
マリリン・モンローが来日したのは1954年です。
もちろん、「もんろう」と「モンロー」は全くつながりがないのかもしれません。
サントリー・トリスバー「門廊」 の経木のマッチ箱です。
側面には「文春ビル斜前角」とあります。
文藝春秋が東京・銀座西8丁目にあったのは1955年ごろでしょうか。1966年には文藝春秋は東京・千代田区に文藝春秋ビルを竣工して銀座から移転して今日に至ります。
「劇場スタイル BAR」と印刷されているのですが、いかなる形態のバーだったんでしょうね?
わからないことばかりですが、マッチ箱に貼られたラベルのイラストやタイポグラフィーが素敵なので、たるみ燐寸博物館ではしばらく段ボールの額に入れて飾っておきます。
さて、どちらの面を見えるように飾りましょうか…。
「マッチ・コレクション/サントリー・トリスバー「門廊(もんろう)」 – 銀座西8丁目 文春ビル斜前角」への2件の返信
ふさわしい言葉かどうかわからないけれど、この写真を拝見して「粋」という言葉が浮かんできました。どちらを表にして飾るか、難しいですね。鏡を立てて、両方を見えるようにしたら?なんて、勝手にスミマセン。
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Sachie さま、こんにちは。
「粋」でいいと思います。日本語でぴったりくる言葉はいろんな意味を含んだ「粋」だと思います。
マッチ箱を解体して、ラベルだけにしてしまうと、元の形が伝わらない時代になってしまいましたので、箱の形のまま残すようにしました。
どちらの面も見えるように展示する方法を考えているところです。
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