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手続きと段取り

手続きと段取り

英語では”the reception counter”って表現するんだと思います。
区役所には受付窓口というのか受付カウンターというのか、銀行みたいにそういう場所がありますよね。
そのような場所がない区役所もあるのかもしれませんが、今のところそういう区役所に僕は行ったことがありません。

さて、区役所の受付窓口の説明ではよくわからなかったので、入り組んだ事情と時間的制約という理由で、市役所を飛び越して、事前に連絡をして県庁へ書類を提出に行きました。

1階にある案内所で、僕がたどり着くべき場所を訊ね、エレベーターに乗り込みます。
到着した階の長い廊下を歩きます。課の名前が書かれたプレートと扉があるだけで、受付窓口も受付カウンターもなくて、どこから入ればよいのか悩みます。
「入口」と書かれた扉をノックします。返事がありません。少し待ってから、そっとドアを押して中をのぞいてみます。
ちょっと僕が想像していた雰囲気と異なります。「このドアじゃないのか」
僕はその扉の向こうにいったいなにを期待していたのでしょう。

通りかかった女性に「このドアから入っていいんでしょうか?」と僕は先ほどのドアを指さして訊ねてみました。彼女は他の部署だったのでしょう。そして僕を職員か関係者と勘違いしたのかもしれません。
「えーっと、そうですねー。入口と書いてあるからここで大丈夫だと思いますよ」
僕はその扉の向こうにいったいなにがあれば満足したのでしょう。

昨年、市役所に行った際もそんな思いをしたことを思い出しました。

部屋の中に入って最初に目に入った職員に声をかけて事情を説明し、担当の職員を紹介され、書類を渡します。
限度を超えるくらいの汗をかきました。

コンピューターに携わる仕事をしていた頃、官公庁には何度も行ったことがあって、そのような部屋に自由に – 節度を持って – 出入りしていたんだけれど、そういう場所であることを忘れてしまっていました。