福助株式会社の公式サイトに「沿革」と「HISTORY OF Fukusuke」がありますので、福助株式会社の歴史はそちらを参照してください。
たるみ燐寸博物館には「福助株式会社」がまだ「福助足袋株式会社」の時代のマッチラベルが2枚あります。もちろん譲り受けたものです。
「福助足袋株式会社」は1919(大正8)年に設立され、1964(昭和39)年に社名は「福助株式会社」となりました。
マッチラベルには”名実共ニ日本一”とあります。
子供の頃から僕の身近に福助マークがあったように思います。
「福助」マークの変遷をたどればいつごろに作られたマッチラベルなの特定できそうですし、しかるべきところに問い合わせてみればわかるかもしれないのですが、マッチラベルにある”一手販売”が気になります。
マッチは「福助」の足袋の販売権を得た特約店もしくは代理店が作った可能性もあります。
このマッチラベルを集めた人が生きた年代を考慮に入れると昭和という時代の初めのあたりであることは確かです。
タイポグラフィーが素敵だと思いませんか?
さてさて、そんなわけで、福助マークにあやかって、今宵、希少な読み手のみなさまに幸福が招かれますように。