あさひかげ。

“至るところで非現実が成長していた。警戒心を欠いた人間には、このうえない磁力を発揮する非現実(J.G.バラード「コカイン・ナイト」、翻訳:山田和子、2005年、新潮社)”

僕が眠りから覚めると、東向きの窓から蜜柑色の光が差し込んでいた。
行きついてとどまった静かな時間。
僕はどこかにオレンジ色系の混じった服やカバンや手帳や文房具などを好んで使う。
僕は異業種合同プロジェクト「WiLL」が創り出した「WiLL」ブランドがとても好きだったよ。
失敗したプロジェクトだったんだって?
僕にとってはそうではなかったね。
「WiLL」というプロジェクトが創り出した記号が僕を満ち足りた気分にしてくれたんだから。

* blog内、全て敬称略です。