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ジャーマンベーカリーのマッチラベル/GERMAN BAKERY GOOD BAKERS

ジャーマンベーカリーのマッチラベル/GERMAN BAKERY GOOD BAKERS
今ではクッキーとビーコンといえばコンピューター用語として用いられる機会も多くなりました。
2枚あるうちのどちらが先に流通したのかもわかりません。「ジャーマンベーカリー」は”G”と”B” を組み合わせたロゴが有名だったようですね。

「1956年 メルボルンオリンピック協賛 ジャーマンベーカリー GERMAN BAKERY GOOD BAKERS」のほうのラベルのイラストがかわいいのです。銀座日本堂ウラ「ビーコンコーヒー」とあります。

“KONDITOREI(コンディトライ)”とは”ヨーロッパ諸国や北欧圏などで見られるケーキや洋菓子を専門に扱うベーカリーとカフェを併設した店舗”という意味だそうです。その当時、有楽町店、大森店、材木町店、田園調布店、横浜元町店があったようですね。
有楽町店は1998年頃に閉店。大森店は1973年頃に、材木町店1960年頃に閉店となったようです。田園調布店、横浜元町店については閉店の時期がわかりません。
僕の記憶の彼方、東京で仕事をしている頃、ジャーマンベーカリー横浜元町店を見かけたような、入ったような気がするんです。

「Katzenzungen チョコレート ネコのシタ」と印刷されたマッチラベル。”Katzenzungen”は「猫の舌」の意味で、こちらはドイツの人気菓子のことですね。
“GINAZA, YURAKUCHO, ZAIMOKUCHO, OMORI, DENEN-CHOFU, YOKOHAMA”とあります。

いつものことながら、古川緑波の「古川ロッパ昭和日記」にこのジャーマンベーカリーを見つけたので引用します(「古川ロッパ昭和日記」は「青空文庫」で読むことが可能です)。

“昭和十五年
一月十八日(木曜)
…三直で天ぷら食ひ、ビーコンでコーヒー飲み、三昧堂で新刊を求めて座へ。”

“昭和十五年
九月九日(月曜)
軽く食事して出る。久々ビーコンへコーヒー飲みに入る、此処も十五銭になった、「あゝ此処も駄目か」とつぶやきつゝ出る。”

“昭和十五年のメモランダム
食べる人生(又ハ食欲自叙伝)
丸の内へ出るやうになってから、マチネー以外は夕食を楽屋で食ふこともないので、出前の料理は知らない。丸の内・銀座あたりの食味――と言っても洋食専門だが――を順に批評してみよう。…
コーヒーその他も書けば、
コーヒー — 第一銀座のビーコン。耕一路。尾張町フジヤ。エスキーモ。渋谷ウインナベーカリー。
お菓子は、(と、まあよくこんなとこ迄書くよ。)風月第一、コロンバン、トリコロール。…”

なお、本文は石川県にあるジャーマンベーカリーとは関係がありません。

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