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食卓が危ない。

食卓が危ない。
僕の母の子供たちに対する態度は梅雨の湿気だらけの不快感と似ている。
僕が子供の頃の家庭での食事の時間は楽しいものではなかった。ひとりで食事をしなくてはならなかった、という事情ではなく、家族に会話はなかった。だれが会話を禁じたのか、僕は覚えていない。
そして母と一緒に暮らす今、そのルールは僕の子供たちに向けられる。僕と僕の子供たちが反論する。
食事が楽しくない。

「一日中、よう泣いて、よう大きな声出して、よう学校に行けるな。なんであんなんなんや」と母が僕と僕の子供たちに向かって言う。独り言なのかもしれない。
何度も繰り返されるその言葉が彼らの耳に届かないように僕は大きな声で子供たちに話しかける。
その僕の声を母がとがめる。やれやれ、やれやれ。

食卓が楽しくない。

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「災害時長期保存用缶詰マッチ」本格的に発売開始/たるみ燐寸博物館

「災害時長期保存用缶詰マッチ」本格的に発売開始/たるみ燐寸博物館 (1)

「災害時長期保存用缶詰マッチ」本格的に発売開始/たるみ燐寸博物館 (2)

「災害時長期保存用缶詰マッチ」本格的に発売開始/たるみ燐寸博物館 (3)
“阪神淡路大震災の教訓を活かし、緊急避難時対策商品”として発売された「缶詰マッチ」。
「北野工房のまちKOBE」にあるマッチ専門ショップ「マッチ棒」でも人気の商品です。
今年2月、3月に川西市郷土館での「平賀家ゆかりのレトロなマッチコレクション 燐寸コレクション展 1」の際にひっそりと販売を開始し、たるみ燐寸博物館でも静かに販売していたのですが、2016年6月末より本格的な販売となります。

災害時長期保存用缶詰マッチには赤と黒があります。

  1. 台座付きローソク2個、マッチ棒約10本入のマッチ2個
  2. ステイ・オン・タブ式の缶は生活防水仕様
  3. ローソク1個の燃焼時間は約4時間
  4. 缶のふたを開けない限り、半永久保存可能

「缶のふたを開けない限り、半永久保存可能」なのですが、購入すれば開けたくなるものです。きっと開けます。
そんな場合は付属のポリエチレン製キャップをして湿気を避けてくださいね。

500円+消費税となります。レッドアリゲーター内「たるみ燐寸博物館」で購入できますが、遠方で店舗まで行くことができないよ、という方には発送もいたします。ただしその場合、送料が別途発生いたします。

マッチ棒は自然発火することはありません。擦らなくては火がつきませんが、くれぐれも火の取り扱いには気をつけてくださいね。

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もし、効果が不充分な場合は。

もし、効果が不充分な場合は。
今にも雨が降りそうな空の様子。
妻と僕は6歳の双子を大阪市内の病院まで連れていきます。
それを期待しているわけではないのですが、混雑する電車の中ではだれも彼らに席なんて譲ってくれません。
今日の彼らは不機嫌で、穏やかではありませんでした。

クスリの効果が充分ではない、という診断でした。

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マッチ・コレクション/ドロップの綜合ビタミン「パンビタンペレー」

マッチ・コレクション/ドロップの綜合ビタミン「パンビタンペレー」
かつて武田薬品工業株式会社から発売されたドロップ状の綜合ビタミン「パンビタンペレー」の発売に合わせて作られた経木の広告マッチです。「新発売」という文字を見ることができます。
多く流通したのでしょうか? 「たるみ燐寸博物館」には2つあります。
その1つの裏面には今も東京の西荻窪にある薬局の広告が貼ってありました。「パンビタンペレー」新発売当時、この薬局には電話番号が2つあったようで、そのうち1つの加入者番号部分は今でも同じものが使われています。

武田薬品工業株式会社が東京と大阪証券取引所に株式を上場したのは1949(昭和24)年です。
その翌年、日本初の総合ビタミン剤とされる「パンビタン」を発売します。顆粒だったんでしょうか?
「パンビタンペレー」は糖衣でおおわれたドロップ状の総合ビタミン剤だったようですが、発売時期はわかりません。その後、「パンビタンペレーチョコレート」という総合ビタミン剤が発売されたという情報もあるのですが、定かではありません。

ここに描かれたイラストが「子供の手の届かないところに保管しましょう」を意味しているのか、子供でも飲みやすいように商品化されたことを意味しているのかわかりませんが、なんだか絵本の1ページに出てくるようなイラストですね。

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就寝時に蚊が発する羽音はなぜ不快なのか?

就寝時に蚊が発する羽音はなぜ不快なのか?
「就寝時に蚊が発する羽音はなぜ不快なのか?」という今日のblogのタイトルに対する答えはここにはありません。ごめんなさい。
蚊帳はもうあまり使われていないことでしょう。
僕が幼少の頃、夏は蚊帳の風物詩でしたし、事実、家族で蚊帳の中で眠ったものです。

空に満月のような太陽を見つけた今日の夕刻、公園で遊んでいる6歳の双子の息子のひとりが耳の中で「ブーン」という音がすると言って僕のほうに走ってきました。
大丈夫、滅多に耳の中に蚊が入ることはないから。

そう、僕が子供たちの遊んでいる場所にいるということは今日は実店舗もたるみ燐寸博物館もお休み。
もし来店、来館のお客様があったなら、ごめんなさい。